小笠原旅行


2014年2月19日〜2014年2月24日


 日程

このページでは、今回の小笠原旅行日程を紹介します。
今回でなんと6回目!

今年は2航海できそうな休みがあるにもかかわらず、取得できそうなタイミングが計れない。
突然いけそうになったので、2週間前に急きょ電話をかけまくり。
ここ最近は、冬、冬、春、と来たのでできれば夏が良かったんですけど、まあ仕方がない。
慣れているのもあるけれど、準備もバタバタ。
前日の夜に荷物を詰め込んで、寝不足はおがさわら丸で解消する前提での準備…

さて、こんな感じのドタバタで始まった6回目です。
ところが、今年関東は先週と先々週の週末が大雪!
何十年ぶり?っていうとんでもない雪で、出発日も3回目の行きの予報が出ていました。
結局低気圧が南下して降らなかったのですが…
えっ?南下ってことは…
そうです。おがさわら丸は低気圧の真下を通過することになってしまったのです。

今回は、ずばり荒波のツアーでした!
もちろんこれも、小笠原の自然の一つなのです。



 2月19日(水) 竹芝桟橋からの出港日 旅の始まり 

2週連続の週末の大雪。残雪があちこちにある状態で、3度目の行きの予報が出ていた出航日。
結局南岸低気圧は南にそれて、関東地方の天気は晴れ。
出発には何の影響もない。
今回はバタバタした準備であり、完全に寝不足。でも、おがさわら丸で暇だし、寝ればいいやという甘い考え。
低気圧が南にそれたということは、つまりおがさわら丸は途中で低気圧の下を通過するということ。
そして、小笠原でも波の影響をもろに食らうということ。
いつぞやの爆弾低気圧ほどの緊張感はないものの、決して楽しいだけの旅ではない今回。

始発のバスに乗れるように起きたものの、暖かいものでも飲みつつだらだら。
別に焦ることもないのは分かっているので、結局30分以上遅れての出発。
それでも十分に早い時間に出ているので、浜松町の駅を降りてまずはいつものように竹芝桟橋とは
逆の方向にあるMOSバーガーで朝食。
それほど混んでいるわけでもないのでゆっくり野菜バーガーセットを食べながら、時間をつぶす。
今回は本も持ってこなかったので、本当に暇々するから寝ているか、ボーとしてるか、何もしない船旅
にしようと思う。寝不足だし…

朝食後はだらだら竹芝桟橋に向かい、着いたのは8:20ごろ。
もちろん竹芝桟橋も残雪。
ハトが寒そうに丸まっているのが、とても印象的だった。
伊豆七島の近い島々に向かう高速艇は2便あるのだが、いずれも出航した後だったらしい。
待合所に入ると、すでにおがさわら丸の列ができていた。
窓口が開くのは8:30だったので、そのまま列に並んで手続きをすることにした。

手続き後は外に出て遊歩道2階でおがさわら丸を眺める。
いつもならしばらく見ているのだが、残雪に北風で寒い。
大抵の場合おがさわら丸に乗る人が数人出てきていてベンチで船を眺めているのだが、
今回は誰もいない。そりゃそうだ、寒すぎる。
コンビニでウィスキーのミニボトルと少々の食べ物を買って、待合所に引き下がるしかない。

出航時間になり、特二等以上の人は先に乗れるので、さっさと乗船して荷物を置いてデッキに出る。
寒いが、多くの人はデッキに出てくる。
友達?が見送りに来ている人もいたので、少し賑やかな出航。
いつものようにスタートゲートのレインボーブリッジをくぐって、旅の始まり♪
今回は特二等はほぼ埋まっていたが、乗っているのはほとんど老人。
どうやら、おがさわら丸が2月の頭にドックに入っていた影響で、学生の春休み混雑ではなかったらしい。
デッキでウィスキーをちびりちびりやりながら時間を過ごし、でもやっぱり寒いので横浜辺りで船内に入る。
このあたりで11:00になるのでレストランが開く。外洋に出る前に行って、塩ラーメンを食べる。おいしい。

低気圧の影響はやはりありそうで、インフォメーションで聞いたら父島の近くまで荒れる可能性があるとのこと。
ツアーは大丈夫だろうか?ちょっと不安になる。

寒いから引きこもっていたが、三浦半島の先端の城ケ島が見えたので出てみることに。
すると、なんと後ろに自衛隊の船が。
しかも、ちょっと特別なあの形!日本に2隻しかないイージス艦だ!
まだスマホの電波が入るので調べてみると、178番を付けた「あしがら」だった。
東京湾は大型船が通れる航路は狭く、ずーっとおがさわら丸の後ろを航行していた。
三浦半島を過ぎる頃、航路を西に取ったので、恐らく西の方に向かうと思われる。
頑張ってぇ〜と叫びつつ、手を振ってみた。

早めの昼食なので、14:30ごろカフェに行ってみると席が空いていた。すかさずアップルパイタイム♪
甘すぎず美味しい。1回は食べないといけない気がしてしまう。

そのあとは一度寝て、夕日の時間に起きてみるが、一面の雲。
御蔵島か三宅島辺りらしい。だいぶ南に来ているので、低気圧に近づいているということらしい。
船内に張り出された波の予報では、低気圧の真下で4.7mの予報となっていた。
明日の日の出も期待できそうにないから、帰りに期待かな?
夜は早めにデッキは閉じられてしまった。あたりまえか。
寝不足だし、ちょくちょく寝ていたが、早めに寝る。

 2月20日(木) 父島への到着日 午後父島周辺海域半日ツアー  

夜はやはり波が高いようで揺れる。
午前2時30くらいが一番揺れていた。
結局あまり寝られなかった。船で寝る前提だっただけに体力的にやばそうである。

朝、日の出の時間に起きてみるが、デッキは開いていない。
後ろ側だけ開いているようなので行ってみたが、やはりどんより雲一面。
大波と強風、波しぶき。
どうも強風に船があおられているらしく、右に傾きながら船が進んでいるようだ。

若干、胃がむかむかする。たぶん軽い船酔いと寝不足のせい。
ツアー中に船酔いするようであれば、体調を気にした方が良いかもしれない。
9:30ごろ聟島列島の横を通過したが、見えないというアナウンス。
外に出てみると、かすかに聟島が見えたが、知らない人は気づかないかもしれない。

父島に近づくと空は雲が切れてきた。
朝に比べれば波もかなりマシ。
ツアーはあると信じて、下船前にカフェで焼きそばを食べる。
父島に着いたのは10分遅れの11:40。波の割には影響は少ないようだ。
このころには天気は晴れてきて、ようやく南の島に来た感じがする。

午後のツアーは時間通り13:30に開始。
ツアー開始時には天気は晴れ♪
2月とはいえ、日に焼けそうな感じだ。
船がとびうお桟橋を出ると二見湾内ですでに波が…
低気圧に向かう北西の風のため、西に面した二見湾は波の影響が出ているらしい。
当然、二見湾を出た瞬間に大波!
とにかく半日ツアーは時間が無いので、南島方向を目指す。
が、その前に大波の中の小湊海岸沖あたりで2頭のザトウを発見♪
残念ながら、すぐに見失ってしまったので、そのまま南島瀬戸へ向かう。
風が寒いが日差しはあるので、南島瀬戸はとても綺麗。

南島上陸は一人だけできないというMis.PAPAYAは満員状態だったが、私は元々ザトウ狙いなので
一人だけ行かない予定だった。
ところが、この大波で年配の人が一人船酔い。
南島上陸もサメ池に波がありふらふらした人は危険と判断され、船酔いの人は船に残ることに…
結局、船酔いの人を乗せたままではザトウ探しに荒波の中を行くことができず、波の静かなハートロック近くの
湾でのんびり。
入れ替わりに上陸すればよかった。

半日ツアーで大波のため、シュノーケルはキャベツビーチまではとても行けない。
船長は当初南島瀬戸のジョンビーチ前の岩陰になっているところにしようとしていたらしい。
ちなみに、ここは前回5月にも行ったところだ!
でも、大波でNG。
結局、二見湾内の赤灯前にある枝サンゴの群生地でのシュノーケルとなった。

実は自分的にはここは一度行ってみたかった場所だった。
陸から行ける場所なのだが、ツアーに出るとまず行かない。
でも、一度行ってみた方が良いと言われるほどだったので、行ってみたかったのだ!
私一人かもしれないが、相変わらず超ラッキー♪

潜ってみると、接触しそうなほど浅い場所に一面の枝サンゴ!
ところどころ窪みになっていたり、浅くなっていたりで入り込んだが最後ガイドさんの近くに戻るのも大変。
小さい魚があちこちで隠れ蓑にしていて、まさに父島のゆりかごだ。

この日はかなり寒かったが、シュノーケルポイントがトビウオ桟橋の目の前なので、寒い思いをすることなく帰港。相変わらず、私がツアーに出ると必ず一つはいいことがある。

夜は、ナイトツアー。
せっかく買い換えた高感度カメラでオガサワラオオコウモリを狙う。
最初は小湊海岸に向かったが、あいにくの曇りで星は見えず。
でも、ここ数日では気温が高かったらしく、巨大オカヤドカリがあちこちに。

そのあとは、植物園でコウモリ探し。先週居たところの横のヤシに来ていた。
早速写真を撮ろうとするが、暗すぎてAFが使えない。
気合のマニュアルフォーカスで、無理やり撮影する。後で見てみると、数枚は見れなくもないのが撮れていたので、まずはOK!
ツアー後に宿に帰ると、雲が晴れていて星が見えた。小湊海岸ではないけれど、それでもOKである!
なんだかんだ言っても、やはり良い一日だった。

 2月21日(金) 父島周辺海域一日ツアー

酔っぱらった他の客が喚き散らすというとんでもないハプニング。
なんと3連チャンで寝不足というかなりやばい状態。

朝飯のために6時に起きて、紅茶でも飲みながらまったり。
朝早く起きてくるおかみさんと話をして時間を過ごすのだが、今日の風は台風並みとかなんとか…
ツアー前に社長が今日の風は北風に変わるから寒いとのこと。
何を着てゆこうか悩む。
天気は良くて晴れている。
でも、とにかく強風。
集合時間前に前浜に出てみるが、二見湾に白波多数!あり得ない。

ツアーはこの日も定員いっぱい。
とにかく波がすごく、二見湾の出口はMis.PAPAYAの二階席に届く高さの波。
ガイドさんがブログに写真を挙げていたが、一階席からの視界が完全にさえぎられるほどの高さ。
うひょ〜!!!
あまり高波に、船長が柳生山や小湊海岸の説明をできずに波と戦うような状況。
船長がコメントを出せたのは、南島瀬戸の中ほどにある閂岩近くまで来てからだった。
南島瀬戸も沸き立っているかのような状態。
岩にぶつかる波が、10mくらい!はっきり言って爆発している。
サメ池前に来てアナウンス。南島に上陸する際に必要なPAPAYA Jr.が出航できないので、南島上陸はできないとのこと。
サメ池前から中を見るが、外と区別がつかないのにびっくり\(◎o◎)/!
サメ池は手前に岩が並んでいて、浅く狭くなっているためにMis. PAPAYAのような大型船では入れない。
その岩が波を遮るので中と外でははっきりと水面が違うはずなのに…
実は、この日ツアーに出ていたのはMis.PAPAYAだけだったのだそうな。
ドルフィンウォッチの船としては、Mis.PAPAYAは島で最大級。
他の船はもう少し小さいのでこの日の大波では船を出せなかったらしい。
そういえば、二見湾の出口の波は尋常ではなかった。
30分くらいの間に3人は船酔いでダウンしていたほどだ。

父島の東側は比較的マシなので、ツアーはそのあたりを中心に。
ハートロック前で写真撮影し、そこから北上して波の少ない巽湾で一休み。
船酔いした人もかなり回復したらしい。
更に北上しながらザトウを探そうとしたら出口のあたりの岩が、巨大ゴリラの顔と猫が向かい合っているような感じ。PAPAYAのブログでは猫と書いてあったが、実際船上ではトトロだ〜って話してました。

さて、巽湾を離れようとしたら後方を見張っていたガイドさんが親子のザトウを発見。
なんと親子でブリーチ!
特に親のブリーチはなかなか見れないだけに貴重な瞬間だった。
自分としては写真を撮り逃したのがかなり悔しかったが、線上にいた人はほとんど見れたので、ツアーとしては大満足でした♪
昼食は、当初船長が兄島瀬戸の東側にある岩の裏を狙っていたらしかったのだが、そこも波があってダメ。
結局遅めになったが、キャベツビーチでシュノーケル&ランチ。
北風なので、キャベツビーチは完全に島影で、ここは船上もシュノーケルも問題なし。
昼食後にシュノーケルをしたが、かなり大きなモンガラドオシがいてラッキーだった。
ガイドさんはコウイカを見つけたらしいが、私は見れなかった。残念。

かなりゆっくりしていたが、それでも昼過ぎ。
午後は荒れる西側に出て、北上。
以前、大瀑布が見れた兄島の滝之浦に行ったが、滝が流れた跡がくっきりと見える。
さすがにあれだけの流量があると跡がはっきり残るらしい。

更に北上すると、弟島瀬戸の近くでハシナガが。更にザトウとミナミハンドウもでたが、いずれも残念ながらすぐに見失ってしまう…
弟島瀬戸より先には行けそうにないので引き返すと、再びザトウ発見。
更に、ウェザーステーションの前で親子のザトウを発見。
母親のムナビレの裏が白いというかなり特徴的な個体のため、水面付近にいるとわかる。
もう、帰るところだったのだが、この親子は見失うことが無かったため、たっぷりとザトウウォッチ♪
結局、大波にも拘らずきっちりシュノーケル&ザトウウォッチできたのでした♪

 2月22日(土) ケータ島ツアーに行けず、父島周辺海域一日ツアー

いよいよ、PAPAYAツアー最大の目玉、ケータ島ツアー。
のはずだったのですが…
朝、なぜか声がガラガラ。あれっって感じ。
この時はまだ、それ以外は元気だったのだが…

風も昨日に比べればはるかに弱い。
ケータ大丈夫じゃない?って思ってました。
二見湾内も穏やか。
湾を出て西側の海も、波はあるが大したことはない。

早速北上を開始するが、ガイドさんがザトウを発見。
数が多いとのことで、向かってみることに。
どうやらムナビレあたりが白いのが一頭いるので、昨日の最後に見た母親をオスが追いかけているようだ。
でも、数が多い!6頭はいるっぽい。
あからさまな喧嘩中なので、潜っている時間が短い!動きも速い。

一度潜った後、探していたら船の真後ろに2頭浮上してきた!
どうやら群れがMis.PAPAYAの真下をくぐったらしい。
思わぬ事態に船長が慌ててエンジンを切る。
クジラを傷つけないように、クジラの近くでは減速、エンジン停止のルールがあるのだが、向こうから近づいてくるのは止めようがない。
後ろ側を見ていたほかのお客さんは、巨大な背中を堪能できたのでした。

その間に、PAPAYA Jr.は北上して海の様子を見に行っていた。
時間も無くなってきたのでMis.PAPAYAも北上を開始したが、PAPAYA Jr.が弟島でハシナガの群れを発見してくれていた。
合流した時には見失ってしまったが、結局弟島にある湾内に休憩に入っていた。
ミナミハンドウも2頭いたらしい。
でも、ザトウウォッチで時間を使ったので、波もあるしケータへ向かう。
とりあえず、父島列島最北端の孫島まできたが、その先はあり得ない大波!
風向きが北西から北東に変わったので、父島の西側はそれほど波が無かっただけで、島影が切れると昨日レベルの大波!
さすがにケータに向かえないので、父島周辺ツアーに変更。
6回目にして初めてケータに行けないということに。
でも、この厳しい自然も小笠原の一部なのである。

仕方がないので、先ほどのハシナガの居た湾に向かう。
ハシナガは相変わらずそこで波乗りを楽しんでいた。
そこそこ波があるので、湾の外に向かって泳いでは、向きを変えて波に乗ることを繰り返していたのだ。

でも、自分はというとどうも調子が悪い。
明らかに風邪っぽい。
2階に居たのだが、風が少ない1階に。
イルカが居るので船首側で写真を撮ることにしたが、海に入るのはやめにするしかない。

幸い、イルカが規則的に湾の外に向かっては、波に乗って戻ってくることを繰り返してくれていたので、
しかもハシナガだったので、海に入るより船上で見ている方が楽しめたのではないかと思った。

この後は風に当たらないようにキャビンに引きこもるしかなかった。
ツアーはというと、まずは近いのでキャベツビーチに。
雨が降ってきたので南島上陸ランチをやめて早めにキャベツビーチでのランチ。
その後、南島に向かい上陸。
定員一杯乗っているので全員は上陸できないし、私は最初から上陸しない前提で乗っているので船に残る。
みんなが南島に上陸している間に、船は父島東側の巽湾まで北上し、何もいないので戻って、南島の西側をすこしだけ覗いてから、上陸組をお迎え。
帰りに父島の西側に居たザトウを見ながらの帰港となった。

風邪を引いたようなので、パーティーを辞退しようと思ったのだが、参加者は二人でしかも常連さん。
出るように勧められたので、申し訳ない気持ちのまま参加できた。
何回も来た人しかいないので、社長がご機嫌&初めての人が居たら言えないような話をいろいろ。
酔った社長が、やたらとブロッコリーを食べたがって、出してくるのを遠慮していたみんなが出てきた傍から食べてしまうのが面白かった。

相変わらず、ジントニックは美味しかった。
体調が良ければもっと飲めたのだが、今回は全然ダメ。
味わうだけで終わってしまった感じなのが残念だった。


この日は、体調も最悪、ケータにも行けず、酒もあまり飲めない、という状況だった。
どう考えても最悪だと思える。
でも、実はそうではないのだ。
ここまで書いてみると、最悪としか思えない部分がたくさんある。
でも、
ザトウのジャイアントポッド&船の真後ろへの浮上
PAPAYAとしてもかなり久しぶりにイルカと出会えた(ずっと波が高くイルカと出会っていなかった)
社長と、ガイドさん一人と、常連3人だけのこじんまりとした、でも深い話が聞けたパーティー。

なんだ。やっぱりいいことが無い日は一度たりともない。
事前に期待していたことだけが素晴らしいことではない。
まさに今回はそれを痛感させられたツアーだったのだ。

そもそも、ケータ行きが中止になることも自然の一つであり、出来事の一つなのだ。
また来ればよいのだ。
そういえば、前回来たときに南島に扇池から上陸するのをウェットスーツが合わなくて(水が抜けて寒すぎて)断念した)ときに、ガイドさんが「また来る理由ができた」と言っていた。
今回は宿に居た常連さんに同じことを言われてしまった。
できなかったことは、次回やればよいのだ。
今回は、今回の中で楽しめばよいだけなのだ。
そう。自分でも持って行ったフォトブックにも、自分で書いたのだ。
偶然や必然があるのではなく、我々はただそこにあるものを見ているだけなのだ、と。
結局物事をどうとらえるのかは、見る人次第なのだと。
今回はつらいことが多かった分だけ、余計にそう思う。

 2月23日(日) おが丸出港日 島でのんびり 

とうとう島での最終日。

いつもは最終日のツアーまで目いっぱい遊ぶのだが、今回は風邪なので無理せずキャンセル。
その代り、島でのんびり。

ゆっくり朝食、そしてもう一度寝て、10時くらいに起きる。
お土産をのんびり買いにゆくついでに、その辺を散歩。

島での最終日は天気が良く、ツアーに出られないのがとても恨めしい。
でも、こののんびりした感じはとても良い。
いつもなら、慌ただしくツアーに出て、戻ってきて慌ただしく帰るのだから。

ハートロックカフェでサメバーガーとパッションジュースで島気分を味わいながら、少し早目のランチ。
お土産を買って、宿に戻ってくる。

そして、出航時間になり二見港へ。
いつものように太鼓が鳴り響く中、出航。

お見送りにはたくさんの船。
500人乗っていなかったらしいが、ツアー船はほぼ全部出てきていた。
なぜか風変わりなウィンドウサーフィンの人がお見送り船に交じっていた。
大丈夫かと思ったが、ものすごく速い!
船体はほぼ宙に浮いていて、小さな浮きっぽいものだけが水中にある。
高速艇が似たような原理なのだが、あの速さにみんな大うけだった。

二見湾の出口に近づいて、お見送りダイブの開始。
そして、最後はやはりMis.PAPAYAのお見送りダイブ!
でも、今回は本当の最後の船は沿岸警備隊♪
波があったから、ですかねぇ〜。

夕方、天気が良かったので無事に夕日を見ることができた。
少し雲があって、焼けた空を更に美しく見せている。
行きに見れなかっただけに、とてもよかった。

と思ったら、日が沈んで暗くなってきたところで、デッキは締め出し。
どうも、子供が乗っていたので閉めてしまったのではないかと思われる。
晴れているのに星空を見ることができない。とても残念だ。
今回は外でワインを飲むことができないので、8:30ごろカフェでハーフワインを飲んで寝る。


 2月24日(月) おが丸竹芝桟橋へ 旅の終わり 

風邪のせいで寝てばかりなので、朝は早起き♪
日の出に間に合うように起きてみるが、雲が多い。少し空も見えているが、上の方だけで海面近くは全然ダメ。
日の出の時間を過ぎたと思われるが、明るくなってくるだけで依然見えない。
かなりの人が諦めて中に入ったころ、水面近くで一部の雲が切れたのか、窓を開けたように焼けた空が見え始めた。
まるで、誰かがこじ開けたみたいな朝焼け。
まるで、窓越しに覗いたような朝焼け。
自然は、いつも不思議で素晴らしい。

その後は、レストランで軽く朝飯。
だらだらして、また寝たりして、房総半島が見えてきたころ昼食。

今回は、他の人と話をしない旅になった。
元々、ツアーが中止になった船も多く、みんな満喫したって感じには見えない。
その分、他の人と会うチャンスもなかったのだろう。
自分も風邪でほかの人と話さないようにしていたから、ほとんど見知った人がいない。

こういう小笠原旅行は初めてだ。
その分、一人で物思いにふける時間があった。
今回はそんな旅になった。

やっぱり2航海して、少しのんびりしたいな、とつくづく思った今回の旅。
たくさん大変な目にあったけど、でも思い起こすとやっぱり素晴らしかった。

そんなことを思いながら、竹芝桟橋に到着。
これで、6回目の小笠原旅行は終了です。



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