小笠原旅行


2018年6月15日〜2018年6月20日


 日程

このページでは、今回の小笠原旅行日程を紹介します。
今回でとうとう十一回目!
そういえば、一回目もこの時期でした。

今回は仕事が忙しくなってきた中、えっ行くの?って言われる中の旅行。
昨年満月に近く天の川の写真が撮れなかったため、新月に近いタイミングで日程を設定。
前便が台風5号の影響で二日早く切り上げで、自分たちも低気圧+梅雨前線+台風6号の三重苦の予報。

結果的には今便に乗った人たちは日ごろの行いがとーっても良い人ばかりだったのでしょう。
台風6号も梅雨前線も北上し影響はありませんでした。
でも、安定しているとはいえず、天気が目まぐるしく変わる旅行でした。
それでも、またしてもあり得ないことが起きる、最高の結果となりました♪


 6月15日(金) 竹芝桟橋からの出港日 天気の先行きにどきどきのスタート 

前便は、沖ノ鳥島ツアー便だったのに、なんと沖ノ鳥島どころか父島から二日も早く帰らされる羽目に。
原因は台風5号。
こいつが我々の便にまで影響を与えてしまい、関東に合った梅雨前線が沖縄から小笠原にかけて下がったまま停滞。
しかも、その中に低気圧が発生していて、15日の便はそこに突っ込んでゆくコース。
更に、台湾に発生した熱帯低気圧が、15日中に台風化してほぼ東にコースをとる予報。
本当に大丈夫か?父島に着いたその日の午後に帰らされたりしないよね?
帰らされなくても島で何もできないのでは?
そんな不安ばかりの中今回の旅行がスタート。

朝、始発のバスに乗り、電車に乗り換えて浜松町に付いたのは朝7時ごろ。
まだ雨は降りだしていないが、9時過ぎには降り出す予報。
いつものように大門のモスバーガーへ行き朝食。今日は、野菜バーガーにオニポテ、コーンスープ。
食べ終わったら、そそくさと海岸を目指す。
浜松町界隈はけっこう再開発中らしく、大きなビルの建設が幾つか進んでいた。
首都高を超えた先のビルは歩道を封鎖していたため、いったん反対に渡らないといけない。ちと迷惑。
待合所に付くと、おがさわら丸の受付は9時半と書いた紙が掲示されていたのを確認し、外の上の遊歩道へ。
伊豆へ行く高速船セブンアイランドが先に2隻出航する。
最初は、大島のみ行きの「友」がやってきた。客を乗せて出航すると入れ替わりに真っ赤な「愛」が入ってきた。
後から来た「愛」は、大島だけでなく遠方の三島(御蔵、三宅、八丈)を除く伊豆の島々に行くらしい。
なぜか先に出た大島行きに比べ、たくさん行く方は乗客が少なめ。
やはり大島が近くて人気ってことかな?

そうこうしていると、ちょっと寒い。雨はまだだが、曇っていて風が冷たい。
おがさわら丸の入港を見るのはやめて待合所の中に行くことに。
待合所はけっこう閑散としていて、もしかして前便を見てキャンセルがたくさん出たのでは?と思うほどだった。
やがて時間になったので、チケットを引き換える。
2次元バーコードを読み込むだけなので昔のように行列はできないが、印刷必須ってのは・・・・スマホ画面でいいじゃんって思う。

その後、コンビニで買い物して戻ろうとすると、外はけっこうな雨。とうとう来ちゃった。
仕方がないので、奥の待合所で待つが、そろそろ時間かなと思って売店のあるエリアに来てみるとすごい人。
やっぱり皆通勤ラッシュを避けてただけだったらしい。
出航時間が来ても雨。

最近は上の階から乗船になるのだが、上の階の人がやたらと多い。
上の階の方が人が少ないはずなのに、いつまでたっても400番台が来ない?ってくらい待たされた。
やっと順番が来るとターミナルから船まで50m位は屋根が無いのでみんなダッシュ!
今回自分のベッドは4デッキの後ろの方のベッドだった。
荷物を置き、写真を撮るために外へ。でも雨なので屋上には行かず下の方で待機。
やがて時間になり、乗り場が船から離されて、いざ出航!

今日はとても視界が悪く、レインボーブリッジ辺りは見えたものの、羽田付近では雲がとても低い。
離発着の飛行機が、雲の中からいきなり現れる。
パイロットは大変だろうと思った。

今日はビールって感じではないので、ワインのハーフボトルを買って外で飲んでいたのだが、やはり寒い。
早々に切り上げて、昼食はレストランでカツカレー。

その後ショップでコーヒーを買おうと向かうと、いつも見かける店員のお姉さんとばったり。
向こうから気づいてくれて、ちょっとうれしい。

この日はとにかく外に出られないので、本を読んだりしながらうたた寝。
夕食は展望ラウンジでパスタを食べる。

やはり予報通り波が高いらしく、大きくなった三代目でもかなり揺れる。
伊豆の島も夕日ももちろん見えない。

不快な船旅だが、島に付いたらいいことがあると願って寝る。

 6月16日(土) 父島への到着日 午後父島周辺海域半日ツアー & 星空ツアー  

日の出は4時36分だったが、目が覚めたらまさにこの時間だった。
慌てて用意するも、波が高いからか日の出に併せて外を開放するはずが閉まっていた。
展望ラウンジへ行ってみると、皆窓越しに日が昇るのを眺めたり写真を撮ったり。
残念ながら少し遅かったので、もう空が焼けてはいなかった。

明るくなってきたので海を見ると、まだかなりのうねり。
このままの海だと、初日の午後のツアーはぎりぎりか?というかんじでイルカが出ても泳げなさそう。
まだ、ずいぶん先だから良くなることを願うしかない。

雲はだいぶ少なくなってきていたので、恐らく前線や低気圧は思ったよりも北上していたらしい。
南へ行くほど状態が良いかもしれない。

とくにすることもないので本を読む。読み切ってしまった後で外へ出られるようになっていた。
出てみるとかなり波の状態がよさそう。
ただ、いつもに比べて空気がやや冷たい気がする。
いつもなら、南の空気なのだが、やっぱり前線が下がったりして少しおかしくなっているっっぽい。

そうこうしていると7時になりアナウンス。
あれだけ揺れたのに、10分遅れで到着とのこと。三代目はかなり性能がいいらしい。

朝食は、展望ラウンジへ行き、厚切りトースト+コーンスープ+ヨーグルト。
その後、ショップでコーヒーを買って、外を眺めながらのんびり。
9時になると聟島列島が見える側の外部デッキでガイドさんによる観光案内が始まる。
でも、北之島は見えない。かなりガスが濃いようだ。
しばらく見ていると、かすかに媒島と思われる島影がぼんやり見えた。
ようやく小笠原に来た実感が出てくる。

展望ラウンジは10時まで営業なので、直前に行ってメキシカンピラフを食べる。
島に付いたら忙しいので、船の中で食べておくのがいつもの昼食。

やがて父島に到着。かなり天気や波はいい感じだ。これなら午後のツアーは問題なさそう。
夜の星空は雲の切れ間に当たればっていうくらいか?

到着し、荷物を車に乗せて後から来る人を待っていると、何か見覚えのある顔。
宿の社長が名前を呼んだのが聞こえた時点で確信。
小笠原に来たのに、屋久島のオーラが漂う。そう、以前あったことのある屋久島のガイドだ。
また来ていたらしい。
結局今回PAPAYAの宿は9人。
自分は屋久島のガイドと二人で一部屋。
前に合ったよねぇなんて話をしつつ、二人とも午後のツアーに行くのでバタバタと準備開始。

自分は昼食を食べているので、まず最初にすべきはパッションフルーツの買い込み。
ここで買っておかないと、最終日にはなくなってしまう。
まだみんな宿や昼食なのでたくさん並んでいる。すかさず8袋購入!
これで帰ったら、美味しいカクテルが飲める♪

そして慌てて戻り、ツアーの準備。
まだ水温が低いはずなのでウエットを借りるかどうか微妙なところ。
初日は借りないで試すことにした。

ツアーが始まって、まずはいい天気♪
今回から法律改正で2階にはライフジャケット着用が義務になってしまいちょっと面倒。
でも、ウェットスーツは浮きになるので来ているならOKらしい。
たしかに、重りをつけないと浮いちゃうもんね。

最初に南島に向かいつつイルカを探すのが恒例だが、イルカが出ないのでかなり早く南島上陸。
遅くなると午後のツアーは東尾根から扇池を見ると逆光になって暗くなって見栄えが悪いのだが、
この日は早いので問題なし。条件がよさそうなので、上陸することにした。
晴れて日差しのある南島はとてもきれい。
東尾根からの眺めも逆光にならずに申し分ない。
今は海鳥が産卵シーズンなので、ミズナギドリやアナドリなどの巣穴があちこちに掘られていた。

扇池付近はあちこちにカメの足跡と産卵の跡。
この日はめちゃくちゃ潮が引いていたので、扇池は砂が固まって岩になった部分が丸見え。
そこに、大量のカニ。
潮だまりには、ハゼ?の仲間がいたりと引き潮って面白い。

扇池に続いてはカタマイマイの半化石のむき出しになっているところ。
もう、説明を聞くまでもないのだが、今回はなんとど真ん中にウミガメが産卵・・・
まあ、カメに観光名所は関係ないから仕方がないんだけど。

落ちたカタマイマイの殻が妙に少ないと思ったら、扇池の方に大量に落ちている。
どうやら台風5号のせいで流されたらしい。
更に、陰陽池の方に行ってみると、道がやたらと広くなっていて、池の水位が異常に高い。
これ、全部台風5号のせいらしい。
ということは、この日は池の水の塩分濃度が高くなっているってことかな?
自然は面白い。

南島を後にしてMis.PAPAYAへ戻る。
どうやらイルカは出なかったらしいが、巽湾でマンタが出て1回だけ泳げたそうな。
この日はこの後ジョン&ジニービーチの前辺りの海のきれいなところでドリフトスイム、と思って行ってみると意外と波がありやっぱりやめ。
で、サメ池前のレアスポットに行って入るが、かなり波が高い。
最初は良かったのだが、船に戻るときに流れにのまれて全く前に進まない。
見ると水中でも魚が流れに翻弄されるほど。
どうにもならないので、船に近づいてきてもらってようやく戻る。

この後、まだ時間があるのでイルカを探しながら北上。
でも、残念ながらイルカは出ずじまい。
兄島瀬戸にたどり着いたので、こちらで再度ドリフトスイム。
ここは岩がないので流れは一方のみだから安心。
ちょうどシーズンだからかカメが多いらしく、ドリフト中に2頭もお出まし♪

2か所の瀬戸で入った感じだと、南島瀬戸の方がやや冷たく、兄島瀬戸は水温が高かった。
波が無ければウエットはいらない感じか?
特にイルカが出たわけではないが、予報が外れていい天気の中気持ちいいツアーとなりました。

海のツアーは定刻通りに戻ってきていた。携帯をチェックすると案の定着信。
夜のツアーだ。折り返し電話すると、今回は初日が一番条件がよさそうだから決行するとのこと。
でも、この時突然雲が流れてきて少し雨が降り始めていた。どうなることやら。
とにかく、急いで風呂と洗濯。

そうこうしていると6時になったので羽衣へ晩飯。
いつも量が多くて、美味しい。
夕食後、洗濯物を干して夜のツアーの準備。

7時に迎えに来てくれたマッチの星空屋さん。
今日のお客は二人で、両方ともカメラと三脚持参。
星空を撮りたいので、撮影勉強会もメニューに。

向かった先は洲崎にある元自動車教習所跡地。
だいぶ傷んでいるもののアスファルトがあるので、三脚を固定しやすい。
実は洲崎は高い山が無い部分で、なぜか雨が降らないんだそうな。
この日も雨が降った形跡が途中からない。

ついてみると、ほぼ雲なし。やっぱり日ごろの行いかな?
日は沈んでいたがまだ少し明るさが残っていたので、望遠鏡だけセットしてカメラ教室の始まり。
露光時間の設定が必要なので、シャッター速度優先がいいのかと思っていたら、マニュアルの方がいいらしい。
やはり自動だと合わせるものが無いのでおかしなことになるってことかな?
シャッター速度を20〜30秒くらいで、ISO感度を3200にして撮ってみる。
よさそうだが、もう一段下げられそうなので、ISO感度を1600にして撮影開始。
バリアングルで表示させながら、マニュアルでピントを合わせてから、いざ撮影。
きれいに撮れた最初の一枚には、なんと流れ星のおまけつき♪

ちなみに、この日はツアー時間中には天の川は山の向こうだったので、後で前浜で撮れるからチャレンジすることになった。
面白いのが手前の人と星を両方撮るテクニック。
最初マニュアルで手間の人にピントを合わせておき、その後星空のピント位置に手で動かすというもの。
結局自分では試せなかったが、今度試してみたい。

ある程度写真を撮ったところで、ツアーのメイン望遠鏡を使った星の観察。
木星や土星、織姫の名を持つこと座のVEGA。
更に、織姫は実は子供が居て・・・からはじまり、VEGAの下の一個の星に見えるものを望遠鏡で覗くと実は二重星!
他にも星の集まりがぼやっと見えるものなどを観察。
天気が持ってくれたので、きれいに眺めることができたのでした。

その後宿に戻ってそのまま前浜に。
ビジターセンターの裏手あたりで三脚を設置。
青灯やおがさわら丸の明かりが明るいので自分の体で遮って、天の川を待つ。
目印は蠍座で、サソリのしっぽは天の川の中に居る。
しっぽを目安に見てみるのだが、なぜか全然見えない。
良く空を見ていると、蠍座の下には全く雲が無い。なんと、早い時間から雲が出始めてしまっていたらしい。
しっぽの横辺りに微かに雲のような天の川のような・・・があるがちょっと雲っぽい。
ややガスがかかっているのか、天の川がちゃんと視認できない。
以前、前浜で肉眼で見たことがあるので、この日はたぶんダメだったのだろう。
一応撮った写真には微かに天の川っぽい?雲っぽいものが映ってはいるので、これを天の川とすることにする。

悔しいのでちょっとお酒を飲んで寝る。
とはいっても、旅立つ前はまさか星が見えるとは思ってもみなかった天気予報だっただけに、とてもラッキーだった。
※実は後でブログを見たら、やっぱり奇跡の晴れだったらしい♪

 6月17日(日) 父島周辺海域&マッコウ一日ツアー

朝食が7時からなので6時に目覚ましを掛けるも、少し前に起きてしまう。
ふと気づくと雨の音。結構がっつり降っている。
やっぱり、初日だけだったか?台風の影響が出始めてる?とか、朝から少し不安になる。
ベッドでうだうだしていたが、6時になったので起きて、朝食を食べているおかみさんと話をしながら自分は紅茶。
おかみさんは昨日ツアーから帰ると巨大な夏ミカンの皮をむいていた。
その話をしたら、実はジャムを作るのだそうで、紅茶のお供に少し頂いた。
砂糖を入れない紅茶に、少し苦味と甘みがあるジャムはとても合う。美味しい♪

いつもお土産でママヤの島レモンジャムを買ってゆくのだが、持って帰ってヨーグルトに混ぜて食べる。
これも、そうやって食べると美味しいだろうなと思いつつ、紅茶のお供に合うとは新しい発見!

7時前の天気予報では、台風6号は沖縄を超えたあたりで、今日中に温帯低気圧に変わってしまうとのこと。
しかも、進路が真西から突然北東に変わって、小笠原には影響が無さそう!
どれだけ強運な人が小笠原に来てるんだい!
でも、この日の雨は台風から延々続いている前線が小笠原までかかっていて、台風がエネルギーを供給しているせいっぽい。
まあ、今回雨が降るのは仕方がない状況だったから、風と波さえよければ雨は諦めればよいと開き直る。

そういえば、行きのおがさわら丸で他の人に話をしたのだが、「必ず良いことがあるから、嫌なことを数えるのではなく、良いことを数えましょう!」って自分で言ったんだった。
今回の旅のテーマかな?

なんてことを思いながら天気予報が終わるともう朝食の時間。
羽衣に食べに行くときには雨はたいして降っておらず、傘などささずに朝食。
帰りに前浜を見ると、昨日より波が無い♪これなら何の問題もない!

ツアーの受付開始時には、またかなりの雨。
波はないので全然問題ないのだが、参加者はやっぱり不安そう。
日差しが無くちょっと涼しい感じ。ウェットスーツを借りるべきか悩む。
昨日の感じだと、水温が上がり切ってはいないもののなくても何とかなる。
でも、ちょっと涼しいようだと海に入ると寒い可能性もある。結局、要らなくてもよいので借りることにした。
そして、船に着いたらほぼ全員着ているので、つられて着てしまった。

ツアーが始まって出航するころには、遠くの空が晴れてきていた。
今日もまずは南島へ。瀬戸を通過するころにはまだ晴れていなかったが、かなり雲の切れ間が近づいてきている。
いつの間にか雨も止んで、徐々に晴れてきた。

昨日行っているのでさすがに南島には行かずイルカ探し。残った人は5人。
自分以外は全員マイ装備で、泳ぐのうまそう。
すぐにイルカの情報があり、急行。
南島の西側のミナミハンドウイルカが良く出るところ。
たくさんの船が居たのだが、何せ波が高い。
南島前っぽかった小笠原観光の船などは泳ごうとしているは1/3くらいしかない。
実際、波の高いところに入られると、どの船もスイムを止めるしかないくらいの状況。
いつもなら、1隻辺り5回のエントリーを使い切らずに、数回分南島上陸組に取っておくのだが、今回は使い切る。
なにせ、慣れていない人は入れられないような波。
イルカは、ちょっと渋い。
恐らく寝ている。
深くまで潜れる人が誘っても、ちら見して終わりらしかった。

その後、まだお迎えの時間になっていないのでイルカを探すが見つからず。
他の船から別な場所でイルカ発見の知らせが届いた時には上陸組のお迎え時間。
まずは拾ってから現場へ急行。
ハートロックの南側沖のあたりだったが、結局先に追いかけていた2隻が南島の西側まで移動した時点で見失う。
さっき入った波の高いところなので、これ以上無理には探さずに諦める。
もう一度南島の西側を北上しながら探すが、結局イルカは出ず。
そこで、昨日断念した南島瀬戸で一番きれいな場所を通過するドリフトスイムに再挑戦。
今日の方が波が無いので、行ける。
中に入ってみると、確かにかなり浅い。
自分が潜っても底の白砂まで手が届くほどだ。
浅い海に差し込む光が海底の砂まできれいに届いている。
これが、あの青の秘密なのだ!
確かに、ここは晴れた日に船の上から見た方がきれいではある。
とはいえ、ここはめったに入る場所ではなく、自分はたぶん初めてなので超ラッキー♪
まだまだ、素晴らしいものがいくらでもあるなぁ。

その後は、コペペ&小港沖で昼食。
残念ながらこの入江は連日の雨で濁っていて、さっき泳いだばかりだったのもあり誰も入らず。

ランチ後はマッコウ探しに西側の海域へ。
15km離れたところで水中マイク。
周囲20kmに居ればクジラのクリック音が聞こえるらしいが、全く聞こえず。
ちなみに、水平線までが7kmくらいらしい。
速攻で諦めて島に戻りイルカ探しに切り替える。

父島の反対側の巽湾でイルカの情報が入り向かうが、途中で別の情報が西側に入る。
ハシナガとミナミハンドウの混合群れらしい。
行き先を変更してそちらのポイントへ。
屋や南側の小湊沖南西くらい?
情報をくれた船が一隻いて、近づくとたくさんのイルカ。
ハシナガが混じっているからだが、ミナミハンドウもそれなりにいるっぽい。
皆泳ぐ準備。でも自分はカメラ片手に一人船の舳先へ。
と思ったら、減速し始めた船の舳先にハシナガ♪狙い通りだ!
更に、少し遠くでスピンジャンプ!ばっちり抑えさせていただきました♪

そうこうしていると、他の船も集まってきた。
まだ5回入っていないが、ブタ海岸沖にミナミハンドウの群れの情報♪
そちらの方がミナミハンドウが多そうなので、場所を変更。
今度は水中の方がいいので急いで泳ぐ準備。
6,7頭いたが、反応が渋い。
片目をつぶっているイルカを見かけたので寝ていたらしい。
残念ながら絡んではくれなかった。

でも、一日でイルカ3回!
皆最後までドルフィンスイムしていたせいか、マッコウを見れなかったことなどすっかり忘れて大満足!

南島も晴れてくれたらしく、やっぱり最高のツアーになりました。


 6月18日(月) 父島周辺海域&マッコウ一日ツアー

朝早く一旦目が覚めて、二度寝。6時の目覚ましで起きる。
いつものように、紅茶を飲みながらおかみさんと話をしながら7時前の天気予報を待つ。
起きてきたときは、外は降った形跡があるだけだった。
でも、おかみさんと話をしている最中に突然すごい音。
南の島のスコール!でも、長続きしないのがスコールで、すぐにやむ。
朝食を食べ、海を見ると昨日よりも少し波がある感じ。
ツアーの受付時間には日差しが強く、日焼けしそうな感じだった。
今回はウェットスーツを借りるかどうか毎回悩むのだが、体力的にも浮いているのが楽ではあるので、
昨日より波がありそうなことを考慮して借りることに。

迎えに行くはずの参加者を一人忘れていたらしく、この日はちょっと出遅れ。
出航時には他の船から既に連絡が入っていて、イルカが近くにいることが約束済み♪

でも、港に近いせいかたくさんの船が居るらしい。
島のルールで、一つの群れにエントリーできるのは4隻まで。
更に一隻当たり5回までというルールがある。
すぐに行っても待っているだけ状態なのが分かっている船長が素晴らしい判断!
初めての人がたくさんいたこともあって、出てすぐの赤灯付近の枝サンゴ群生エリアで船を止めてシュノーケル練習。

もちろん自分は練習は必要ないが、久しぶりの枝サンゴなのでもちろん入ることに。
海の色が変わるほどのところには大型船のMis.PAPAYAはいけないので少し離れたところからエントリー。
と思ったら、既に海中は一面の枝サンゴ♪
少しもぐったりしながら、写真を撮りつつ枝サンゴを観察。
枝のような所から、まるで花が咲いたようにサンゴが顔を出してプランクトンを捕食している。
枝先の花がとてもかわいい。

しばらく泳いでから、いよいよイルカのポイントへ。
ポイントは兄島の西側にある瓢箪島付近。
まだ5隻の船が居て、順番待ち。
1隻離れたと思ったら、後ろからもう一隻。すごいことになってる。

やっと順番が回ってきてエントリー。
イルカは、12or13頭。
ミナミハンドウにしては比較的大きい群れだ。
残念なことに全然相手をしてくれず、この日も乗っていた深くまで潜れる人が横まで行って誘ってみるものの、
ちら見して終わりとのこと。
それでも群れが大きかったせいか、初めての人もそれなりに居たのだが海に入った人は全員イルカを見ることができ幸先が良い。

イルカの後は南島かと思ったが、イルカと泳いでいる間にサメ池をチェックしてくれていたPAPAPYA Jr.からの連絡ではいけないとのこと。
結局、瓢箪島の海中公園でシュノーケルを始めたが、途中で船長判断により早めのランチ。
そして、早めのマッコウ海域攻め。
西側に居たため、昨日見つからなかった西側を再挑戦。
昨日とほぼ同じ場所まで行って水中マイクで探るがやはりいない。

ならばと再び島周りに急行してイルカ探し!
戻る途中で他の船から連絡をもらい、再度イルカポイントへ。
実は、午前中と同じ瓢箪島付近だった。
今度の群れは8頭のミナミハンドウイルカで、またしても海に入った人は全員見れたがやはり渋い。
初めて来た人はうれしいが、そうでない人はさすがに物足りない。
何せ、初日はイルカが出ず。昨日からここまでは渋い反応ばかり。残念。
このイルカが終わった後で、動きにくいのでウェットスーツは脱いで船上カメラモードに。

イルカを見た後で再度PAPAYA Jr.がサメ池を見に行ってくれていたらしい。
午後になって波が収まってきたらしく、何と南島上陸OKの連絡!
急いで南島に向かう!
南島を期待していた人たちはとってもラッキー。こういうこともあるのが自然なんですねぇ。

一方、船に残った自分たちはイルカ探し。
南島の西側のミナミハンドウイルカが良く来る場所を探すが、見つからない。
と、またしても他の船から連絡があり、現場に急行。
行った先は結局またしても瓢箪島。
今日は剽悍からイルカ♪

今回のイルカは3頭だけ。
でも、今までと違って起きていて、遊びっ気たっぷり♪
今回はウェットスーツを脱いでしまっていたので、きっちり潜ってイルカと遊ぶ&写真♪
実は2回しかエントリーしなかったのだが、2回目が長い!
一度見えなくなって顔を上げたら、奥の方に居たガイドさんが、戻ってきた―!の叫び声。
もう一度、攻めタイムの始まり。
このイルカ、遠くまで行ったと思ったら、一頭が縦になりだら〜っと待ってる。
もう、完全に人と遊びモード♪
その後も、絡んだり少し離れたり、また待って誘ってみたりを繰り返す。
今までの欲求不満もあり皆ここぞとばかりに遊ぶ♪
ちょっと浅めの根を超えていってみたり、散々遊んだ挙句にようやく見えなくなる。
皆もうヘトヘト・・・
でも、超大満足♪

船に上がろうとしていたところ、突然のクラゲ潮!
視界全体がクラゲだらけ、水着だけなのであちこち刺されまくってイタイイタイ。
これも、小笠原の自然の一部。でも、ヒドイ・・・

ヒドイといえばもう一つ。
もういつ買ったかもわからないが、少なくとも小笠原旅行ではずーっと使ってきた海パンのお尻が破けてしまった。
昨日、船の上で座った時に、ビリって音がしたような気はしていた。
でも、今日は完全にビリ!って大きな音。
帰って見てみると、完全にざっくりいってしまっている。
良くもったとも言えるが、同時に残念でもある。

戻って風呂。そして夕食の前に急いで洗濯。
ちょっと部屋でのんびりしていると、急に雨の音。
外を見てみると、空の色や風の感じがちょっと変。完全にスコールの予感。
相部屋の人としゃべっていると、案の定ものすごい雨音、暴風!
南の島のスコールって、やっぱりスゲー。
本来なら、小笠原は太平洋高気圧が居座るせいで、南の島には珍しくスコールとかは少ないはず。
なにせ、高気圧って雲も波も作らせないので。
でも、今年は台風5号から始まる異常気象で、単なる南の島状態。
外洋島固有の、雲がたまたま通過したかどうか次第。
でも、スコールは長く続かないので、夕食を食べに行くときにはきっちり雨は止んでしまう。

夕食後戻ってきて相部屋の人が夕食まだなのでお酒なら付き合えるから誘ってみたが、船の上で日焼けしすぎ(ほぼやけど)
と脱水症状気味だったのでいけそうにないから自分で酒を買ってくる。
宿の1階の共用スペースの机に、自分が持ってきているフォトブックと一緒に、プロの写真家の本や写真集を並べておいてくれたので、
プロのものを眺めながら酒を飲む。
去年相部屋になったプロの人たちのものが多く、特におがさわら丸のフォトコンテストの特別審査員まで勤めている人が、
小笠原を初めて紹介した写真集もあった。
どれを見ても全然違う。やはりプロは全然違う。
トビウオだけの写真集は、後で社長に聞いたらこの人が来るときはずーっと舳先に居て狙っていたのだそうな。
そういう時は当然トビウオが出るとわざと船が追いかけるようにしたりしたんだそうな。
プロの何が違うかというと自分が思ったのは2点。
一つは、動物の動きを完璧にとらえるだけの瞬時のカメラワーク。
トビウオやザトウクジラのブリーチは、一瞬でフォーカスに入れて、ピントを合わせ、シャッターをおさなければならない。
以前自分が撮ったザトウのブリーチも、ピントが合っていないうちにシャッターを切るしかなかったから、その凄さはよくわかる。
もう一つは、切り取り方。
写真は時間と空間を切り取るもの。現Mis.PAPAYAの船長が、以前普段いかない最高の絶景ポイントに行ったときに他の人に行っていたのを思い出した。
フレームの外側は関係ない。
フレームの内側の時間を止めるのが写真。
ジャングルの中の自分だったら気に留めないような木々や葉の雫、絶妙に差し込む光と影。
プロの写真はそれだけではっとさせる。写真が芸術といわれるゆえんだと思う。
横に、自分のど素人丸出しのフォトブックが並べられているのがとっても恥ずかしい。
すでに宿のものなので自分がしまうわけにもいかないが、この日は自分と相部屋の人以外は全員2階。
宿の人が伝えてなければたぶん来ないだろうから、気にするのはやめにする。

追加の酒を買いに行ったときに空を見たが、まったく星は見えず。
残念ながら今回の最大の目的だった天の川は果たせなかった。
そういえば、いつだったか前浜からきれいな天の川を見たことがある。
秋くらいの天気が良いタイミングの方が良いのだろうか?


 6月19日(火) 午前半日ツアー & おが丸出港日 

とうとう島での最終日。

何度来ても思う。
早い。時間がたつのが早すぎる。
またしても、昨日来たのにもう帰るような気すらする。

朝は6時の目覚まし前に目が覚める。
今日はツアーも30分早いし、荷物もたたんでおかないといけないし、なのでさっさと起きて準備を開始。
ツアー後には奥のシャワーに直行できるように、着替え一式も用意しておく。

一通り準備をして、いつものようにおかみさんとお話ししながら紅茶。
と、なぜか社長がひょっこり現れる。
なぜか早く起きてしまったとのことで、何となく色々しながらの社長と3人で話をしながら天気予報待ち。
天気予報が終われば7時なので羽衣で朝食。今回もひたすらお世話になりました。
美味しいし、量もたくさんだし。いつもお世話になりっぱなしです。

最終日だけは朝食後も慌ただしい。
なにせこの後が30分短いのだから。
洗濯した水着を見てみたが、完全に裂けてしまっているのであきらめ。
予備で持ってきていたプール用の水着で今日は攻めることにする。
ちなみに、泳ぐ用なので全く問題はない。
ついでに、昨日の最後もあったし、ウェットは借りずにツアーに臨む。

宿の前から車で、とびうお桟橋へ。
Mis.PAPAYAに乗り込み始めると風が出てきて雲が広がってきた。
昨日に比べて二見湾内もやや波立っていると思ったら、湾を出るとすごい風と波。
ちょうど、台風6号崩れの低気圧が八丈島の北辺りを東に進んでいて、それの影響だと思われる。
この日もいつものようにまずは南島を目指す。
といっても、波が高くて全然速度を出せないしこんなので南島に上陸できるとは到底思えないが。
イルカも全く見つからず(もちろん見つかっても泳げないけど)、南島瀬戸付近へ。
すると、PAPAYA Jr.から連絡があり、何と南島OK!
東側は比較的問題ないっぽい。
でも、空はどんどん雲が広がってきて、いよいよ自分たちの上も覆われてしまう。
大丈夫か?
南島希望者を送った後で、自分たちは南島の西側のイルカが多いポイントへ。
でも、この日の西側は全然ダメ。波は高いのでイルカが居ても絶対は入れない。
ちなみに、イルカは結局見つけることすらできず・・・
その後、比較的穏やかな東側を北上。
そういえば、以前ハートロック前で何回かハシナガを見つけたなぁなんて思いながらも結局見つからず。
更に北上して巽湾。ここは初日にマンタが出ているのだが、この日は生き物の気配が無い。
波は穏やかなんだけどねぇ。
なんてふと見上げると青空。正確には切れ間だが、晴れてきている。やったー♪
でも、イルカ・・・
この日は他の船からも連絡が入ることはなく、どの船もイルカは見つけられていない模様。
巽湾を抜け、更に北上したところでガイドさんが沖側に何か居るのを見つける。
でも、なんか変。
ひれっぽいけどイルカっぽくない。
まさかザトウ?
近寄ってみるとなんとマンタ。二枚で遊んでた♪
近寄って、急いでスイム!何せ魚類だから潜られたらおしまい。
ところがこれがとんでもないマンタ達。

他の船はいないので入るのは自分たちだけ。
マンタは魚類なので普通は人間なんて気にしない。
昔二見湾で出たときにちょっとからかわれたようにされたことはあったが、その程度。
ところが今回は全然違う。
二枚が泳ぎながら追いかけっこ。これを延々やめない。
しかも先頭の一枚は、人を見ると意図的に突っ込んでくることを何度も。
自分を含め数人ウエットを着ていなかったのだが、これが目立ったのか、見つけた!と言わんばかりに何度も真下から突っ込んでこられた。
エイはサメから進化しているのでサメ肌。肌を露出させているのでこすられたら皮ふを持って行かれる。
そもそも、マンタサイズになると4mとかなので、はたかれただけでどんな怪我をするのかも分かったもんじゃない。
こえーって思いながらも泳ぐスピードが違い過ぎて避けるすべもない。
と、直前でひらりと身をひるがえし、ぎりぎりでかわしてゆく。それも何度もやられた。
ちくしょー完全にからかわれてるじゃないか!(でも、すげーうれしい!!)
一度、本当にぎりぎりまで突っ込んでこられて、はたかれると思ったのを、本当にぎりぎりでひれの先をひるがえして当たらなかったなんて言うのもあった。
当たらなくてほっとした次の瞬間には二枚目が同じように突っ込んできてもう一度ドキドキ。
二枚目も同じようにぎりぎりでひれを翻す。
行ってしまったかと思ったら、戻ってきたりして完全に人間に見せつけている。
ひっくり返ってみたり、水面でバタバタしたり、人の間に突っ込んでみたり、人の下で回ってみたり・・・・
もう、上がるタイミングを完全に逃して、延々泳ぎっぱなし。
途中でふと見ると、いつの間にかPAPAYA Jr.が南島上陸組を乗せたままここまで急行してきていた。
当然、上陸組も支度してマンタスイム♪
水に入った人は本当に間近でマンタを堪能する状況。
あまりに長かったので、自分も写真は撮り飽きたので、動画にチャレンジ。
すごいのが撮れてしまったのでした。
その後、全員大満足&いい加減疲れたので船に上がる。
でも、マンタはいつまでも船の周囲を泳ぎ続ける。
二枚で追いかけっこを続けながら、ひっくり返ってみたり、ひれの端を水面でばたつかせたり。
船の上からでも延々楽しめるが、きりがない。その場を離れることに。
その後は兄島瀬戸を通るが、キャベツはブイが取られていたので兄島の滝之浦湾へ。
シュノーケルが始まったが、入ってみるとちょっと水温が低い&とんでもない量のクラゲ・・・
あちこち刺されて痛い(>_<)。
すぐに上がって、強い日差しの下船の上で写真&日焼けタイム。
そういえば、今回はあまり焼けなかったなぁと思ったので、残り少ない時間はカメラもしまって日焼けタイム。
船の前で寝転がりながら時間をつぶす。

帰りの時間も久しぶりにカメラを手放して船の前側で爽快クルージングを満喫。
これで、今回の旅のツアーはおしまい。
でも、毎回何か素晴らしいことが起こる。
今日のマンタはは特にPAPAYA史上でも初めてだったらしい。
宿に戻り急いでシャワーを浴びる。
おがさわら丸が3代目になって、この後が1時間半余裕ができたのはけっこう大きくて、のんびり昼飯やお土産に時間をさける。
今回はふらふらしながら結局丸丈に入って島のものを食べることに。
アカバの丸揚げがあったので頼むことに。
そういえば、昔PAPAYAの宿でお別れ会があった時には、アカバの料理が美味しかったなぁ・・・なんてことを思い出す。
生ビールを3杯も呑んでしまったが、それでも時間は大丈夫。
ちょっとしたお土産を買って宿へ戻る。

少し時間があったが、他の人とおしゃべりしつつ過ごしているとすぐに時間。
今日帰る人には、お見送り時の集合場所を伝えておく。
さくっと車に荷物を積み込んで、自分も乗り込んで。でも、とっても寂しい。
二見港では受付が必要なのだが、昔と違ってバーコードのおかげで行列が無い。
受付でさくっと乗船券を渡されてしばし待つ。
というか、既に最初の700番台と600番台は呼ばれている模様。
次いで500番台、400番台と・・・
自分は400番台だったので、そんなに早い方ではない。
場所が取れるか少し心配だったが、500番台だった人が先にいって取ってくれていた♪
やがてみんな集まってくる。
やがて太鼓が鳴り始める。
そう、お別れの始まり。
やがて太鼓が鳴り終わり、ほたるのひかりが流れ出す。最終乗船案内と見送りの人が船から降りるようアナウンス。
ドラの根が鳴り、係員の笛の合図とともにタラップが外され、モヤイも解かれる。
船が岸壁から離れてゆく。
岸壁では皆手を振っている。一つだけ残した太鼓を更に叩きながらみんなでお見送り。
PAPAYAのスタッフはすぐに急いで青灯の方へダッシュ。結構乗るっぽい。
青灯付近には既に何隻もの船。
やがて一斉についてきて、いよいよお見送りの本番が始まる。
どうやらお見送りダイブはダイビング船だけになった模様。
それでも、ダイビング船は今までと同じ。
一隻ずつ近づいてはエンジンを止め、ダイブ♪
泣けてくる。
これは言葉では説明できない。
いつもそう。皆言っている。
だから、何度も行くけど小笠らの何がいいの?って聞かれても、行ってみないと分からないとしか答えない。
もちろん、イルカとか南島とか程度は答えるけど。
繁忙期の着発便では見られない、貴重なお見送り。
本当にうれしくて泣けてくる。

やがてダイビング船が終わると、あと二隻。
小笠原観光と、PAPAYAだ!
さすがにダイブは無しだがうれしい。
とうとう最後の一隻になったと思ったら、小さい船が慌てて突っ込んでくる。
たまに現れる沿岸警備艇かと思ったらそうではない。
どうやら出遅れてたらしい、定員10人未満の小さなツアー船。
でも、これも島の立派なツアーを担っている誇り高い船。
いつもとやや順番が違ったものの、総勢11隻の最後はやっぱりMis.PAPAYA♪
波が穏やかになっていたのもあってか、二見湾を出て延々ついてきてくれる♪
最後に、拡声器で船長から「行ってらっしゃい〜」の言葉。身に染みる・・・・
思わず大声で「ありがと〜 いってきま〜す」と叫んでしまう。

やがて青空の中、島が遠く、小さくなってゆく。
父島、兄島、弟島が一つにつながり、小さくなってゆく。
嫁島、媒島、針の岩、聟島を過ぎ、そして最北端の北之島を残すのみ。
今回は夏とは思えない感じで寒くなってきたので、ここで船内に入る。

感動的なお見送りが終わり、島に心が残ったまま、どんどん離れてゆく。
また来れるのだろうかと少しの不安と、楽しかった日々の思い出と。
そういえば、思い出す。
来たときに、もう無理なんじゃないかとすら思ったこと。
自分でもそう思いながら、おがさわら丸の上では他の人に自分から言った言葉。
こんな天気では期待通りにならないかもしれないけれど、必ず良いことがあるからいいことを数えましょう。
そう。結局はまたしても良いことだらけ。台風すらも吹き飛ばした!
良いことを数えようにも、ありすぎて数えきれない♪
素晴らしい旅だった・・・

船内では、展望ラウンジに見知った顔が。
宿やツアーで知り合った人たちと、そのお仲間が豪快に飲んでる♪
がっつり付き合ってしまうと夜のワインをいけない感じがしたので、カクテルを数杯飲みながら島での思い出を語り合う。
最終日のマンタは動画付きだったので、ここぞとばかりに見せびらかす♪
やっぱり他の人に見せるなら動画の方がいいなとは思う。
夕日の時間になったので、外へ出て写真撮影。
水平線上の雲は厚くあまり焼けた空が見れなかったものの、流れるような筋状の雲が空を流れ、その中を泳ぐ様に飛ぶカツオドリ。
ちょっと幻想的な夕暮れ時になった。
その後、旅の日記を書いていないことに気付いたので、いったん抜け出して書き始める。

しばらくしてラウンジのある7デッキで外へ出てみると、少し星が見える。
外からラウンジを見るとさっきの場所には他の人が座っている。
どうやら飲みすぎて解散したのかな?
外の椅子が空いていたので、赤ワインのハーフボトルを買って真っ暗闇の中一人呑む。
呑み終わったころに気付いたのだが、まだ夕食を食べていない。
でも、ラウンジのカウンターはもう閉まっている。
売店はやっているのでカップラーメンを食べることにする。
と、一緒にのんていた連中が二人ばかりべろべろになりながら売店へ。
どうやら、ラウンジの中で場所を移動して飲んでいたらしい。
さすがに付き合えなさそうなので、カップラーメンを食べて寝る。

今回の知り合いはノリが凄そう。
昔なら確実に自分もその中心に居座っていたはず、と思ってしまい、思わず歳を感じつつ今日はおしまい。
寝る。

 6月20日(水) おが丸竹芝桟橋へ 旅の終わり 

日の出は4:33だが、ふと目が覚めたときには4:50。
台風崩れの低気圧が運んだ梅雨前線が居るのは分かっていたので、どうせ日の出も朝焼けも見れない。
そのまま二度寝を決め込む。
7時になって、朝のアナウンス。
うだうだしていてももったいないので起きて、ラウンジで朝ごはん。
ラウンジで外を見ると案の定厚い雲。
朝食後に八丈島の電波が入ったので天気予報を見ると、東京はがっつり雨。
折り畳み傘を持ってくれば良かった・・・
最悪コンビニかな。
朝食は行きと同じで、厚切りトースト、コーンスープにヨーグルト。
朝はこのくらいがちょうどいい。
朝食後、雨で外に出られないので暇。
本当なら、海を眺めながら音楽や波の音を聞きながら、ぼーっとする時間なのだが。
あまりに暇なので、撮った写真のチェックを始める。
今回はそれほど良い写真はないかなと思っていたのだが、EOSの方はそれなりに良い写真が撮れている。
過去の旅行に引けを取らない感じだ。
水中用のPowerShotの方は、動画のマンタを見ていたら電池が怪しくなったので諦めて終わり。
写真のチェックは帰ってからかな。
とりあえずベッドに一つついているコンセントで充電開始。

暇なので、ラウンジでアップルパイ。
暇でなくても、いつも食べてるけど・・・あまり甘くなくて紅茶に合う♪
と思ったら、またしても昨日の顔。
ノリノリで飲みまくってたお姉さんが、何事もなかったかのようにいる。すげー。
しまいにはまた飲むかなんて、まじかい。
自分はアップルパイの後で少し船内をふらふら。
雨の当たらない外に出られる場所で、しばらくは海を眺めながら物思いにふける。

お昼になったので再びラウンジへ行き、カレーを頼もうかと思うと、昨日のメンバーが再び飲み会。
まじですか?
自分もカレーを食べた後で参戦。
今回の帰りは、なんだか忙しいなぁ。
そうこうして盛り上がっていると、なぜかスマホの電波が入りっぱなしに。
西側に居たので何も見えないが、理由は明らか。背後に見てはいけないものがある。
ここからは、蜃気楼がいっぱい見れるかもしれないが、気にしないことにしてさらに盛り上がる。
さすがに横浜が見える頃にはお店も閉まって下船モード。
1時間前のアナウンスで写真を撮りに外へ。
かなり分厚い雲に覆われて視界も悪いが、実のところ見たくもない。
汚い海にオリンピック向けの工事現場。
そして、ゴールゲートのレインボーブリッジを抜けて、竹芝港へ。
接岸して、おしまい。

と、思ったのだが、船内で飲んでいた連中が船を降りたところで固まって再びおしゃべり。
他にも、以前ツアーで合った事があって、またあった人も見かけたりと、降りてからも色々おしゃべり。
そして、飲んでいた連中はというと、数人帰ったものの残ったメンバーは一人を除き全員1時間以内で帰れる。
では!ということでビルの中の中華料理屋へ!
またしても飲んだくれながら、楽しかった旅を締めくくったのでした♪

気づけば最高のツアーとなったのでした。
\(^o^)/


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