小笠原旅行


旅行の参考情報


私のホームページは、おもに自分のためのアルバムとして作成していました。
しかし、私の旅行から数カ月経過しても、アクセスしてくださっている方がいらっしゃるようです。
恐らく、小笠原に旅行される方が情報収集されているのかな?と思っています。

そこで、これから小笠原に旅行に行かれる方がこのページをご覧になった時に、
旅行の参考にでもなればと思いまして、この旅行の参考情報ページを作成することにしました。
私の小笠原旅行では、基本的に船で海に出てドルフィンスイムを楽しむのをメインにしていました。
そのため、初めて小笠原に行かれる方向けで、且つ、ドルフィンスイム中心の計画として紹介いたします。

ドルフィンスイムの他にも、トレッキングや戦跡ツアー、シーカヤック、眺めの良い場所でぼーっっとする、
ビーチでのんびり過ごすなど、様々な楽しみがありますので、ご自分で情報収集して見ると良いと思います。

ここで紹介する情報は、私の主観に基づいていますので、あくまでも参考程度に考えていただき、
実際のご旅行のスケジュールや、皆さんの希望などに沿った形で応用して活用していただければ幸いです。


このページを作成するに当たり、「いらすとや」様からフリーで公開されておりました素材を使用させていただきました。





 旅行計画の立て方

 1航海の場合

小笠原に旅行する人は、ほとんどの人が1航海だと思います。
そして、帰りのおが丸で、皆口をそろえて言うのです。「1航海は短い〜!」と。
5泊6日の旅行なのに、島では半日が2日、全日が2日しかないのです。
遠慮してはいけません。やりたいことをやりましょう!

まず、繁忙期かどうかで計画の立て方が変わると思います。
繁忙期かどうかは宿を予約する時に聞いてみるか、ツアー会社のホームページなどを参照しても良いです。
繁忙期であれば、全てのツアーは必ず予約を入れましょう。
なお、繁忙期の予約は数か月前に埋まっている可能性が高いです。しかし、予約が取れなくても諦めてはいけません。
キャンセルの可能性は十分にあるのです。
なぜなら、何日分も予約を入れておきながら、初日にひどい船酔いをしてしまった人が諦める、なんてことはあるからです。
もちろん運はありますが、こういった枠を勝ち取ることができるのは諦めなかった人だけです。

また、繁忙期でなくても、自分としては絶対に外せないものには予約を入れておきましょう。

繁忙期ではない場合、状況をみて島に行ってから予約を入れることも可能な場合がありますが…
正直なところ、期待してはいけないように思います。
世界遺産効果で10〜20人程度のツアーで小笠原に訪れる人たちがいます。
団体さんが予約を入れてしまうと、いきなり枠が埋まってしまうので、基本は予約を入れるべきです。
特に、初日の午後の半日ツアーなどは、とにかく時間がないので予約を入れておくべきです。
また、滞在時間が短いので、時間をかけてツアーを探している余裕はないと思っていた方が良いです。
事前にどんなことをやりたいかは調べておいて、予約だけは島で行うというくらいにしておいた方が無難だと思います。
※自然の中を楽しむネイチャーツアーが中心の小笠原では、ツアーの集合時間が朝なので、探し回って見つけても
 もう出発した後だったりします。
 また、ツアー内容は毎日異なる会社も多く、いろいろ書いてあっても今日はこのツアーだけ、なんて普通です。

とにかく、世界遺産登録後は、事前予約につきます。


 2航海以上の場合

基本的には1航海の場合と同じで、まずは繁忙期かどうかで決まります。

繁忙期の予約は何カ月も先に埋まってしまっています。
そのため、繁忙期なら基本は事前の予約です。
2航海なら時間はたっぷりありますが、繁忙期はおが丸が“着発便”になっていることが多いのです。
着発便とは、おが丸が竹芝桟橋や父島に1日以上停泊せずに、その日のうちに折り返して出航してしまう便のことです。
ゴールデンウィークや夏休み、正月などには着発便になるようです。
着発便の時期には、島には常に観光客が供給され続けています。
そのため、予約なしでツアーが取れるタイミングが無いのです。

もし、繁忙期ではない時期に旅行をする場合で2航海以上される場合には、おが丸出航中のツアーがお薦めです。
繁忙期ではない通常の時期には、おが丸は父島に3日間停泊しています。
1航海の人は、父島に停泊している乗ってきたおが丸で帰ることになります。
このおが丸停泊中は観光客が島に多いため、色々なツアーが行われたり店が開いたりしています。
しかし、おが丸が父島を出航し、竹芝に数日停泊し、また父島に到着するまでの間は、非常に人が少ないです。
このタイミングでは、船のツアーは客が数人しかいないこともあったり、貸し切り状態になることすらあります。
そのため、通常は行かないような場所に行ったりすることもあり得ます。
或いは、南島もマッコウもいらないからイルカだけ探して!とか、この島の東側に行ってないから行ってみて!とか、
そのくらいの要望なら通る可能性が高いです。(あくまでも可能性ってことで♪)

 3航海以上の場合
 
ごめんなさい、やったこと無いので書けません… いつかやってみたいですねぇ ^ ^;




 旅行期間中の参考情報


 竹芝桟橋出航日(1日目)

【竹芝桟橋まで】
遠方からくるか、竹芝桟橋(JR浜松町駅)まで当日に来ることができる距離かで、少し変わるかもしれません。
通常おが丸は10:00きっかりに出航します。9:30から乗船開始で、9:30までに予約しておいたチケットを窓口に持って行き、
チェックインする必要があります。(乗船名簿に記入が必要。乳幼児であっても一人1枚全員分の記入が必要です)
そのため、9:30には絶対に到着している必要があります。
一方、電車は通常大きくは遅れないと考えている方がいらっしゃるかもしれませんが、そうとも限りません。
例えば私は2010年4月に旅行した時などは、強風で電車が通常の7割くらいしか運転しておらず、20〜30分くらいは
遅れが出ていました。
また、平日であれば通勤時間帯にかかっていることが多く、踏切などで事故があっただけでも過密ダイヤで運行している
電車への影響は相当なものになります。また、通勤時間帯に遅れが出たりすると、電車の混み方は大変なものになります。
大きな荷物を持っている場合電車を降りることも大変になるので、人波に押されて降り過ごすなんてことも無いとは言えません。
海外旅行へ行くときに、飛行機の時間に相当余裕を持って空港に行くのが普通(旅行代理店からは2時間前くらいを言われるはず)ですが、
同じくらいに考えておいた方が良いと思います。
かなり余裕を持って浜松町駅まで着いておいて、そこで朝食をとってのんびりするくらいが安全です。

【竹芝桟橋待合所】
竹芝桟橋の待合所2階部分には、コンビニや薬局があります。もし、持っていなければ、必ず日焼け止めを買ってゆきましょう。
父島で塗ればいいなどとは考えないでください。
行きのおが丸の展望デッキで海を眺めているだけで、島に着く前に日焼けでひりひりしてしてしまいますので。
日焼け止めは船の中でも売っていますから、買い忘れても船の中で買えますけど。
また、船の中は高いので、最初に飲む分のビールなどを買ってゆく人も多く見かけます。

【おが丸乗船後】
竹芝桟橋を出航後は、汚い東京湾を進みます。
翌日の朝には海の色が変わっていますから、参考までに汚さを見ておきましょう。
出航後は直ぐにレインボーブリッジをくぐります。まるでスタートゲートのようです。
なかなかレインボーブリッジを下から見ることはないと思いますので、直ぐに船内に引きこもらずにデッキで眺めていると
良いと思います。

なお、おが丸では、船内見学ツアーを行っています。
行きも帰りもやっているようですが、私のお薦めは「行き」です。
理由は2日目のを参照してください。
2日目の朝に開催されるので、1日目の早いタイミングで案内所に行き予約を入れておきましょう。
(※どうやら、船内ツアーは中止になってしまった模様です。)

船内には自動販売機がたくさんありますし、レストランや喫茶もあります。
私のお薦めは、喫茶のアップルパイです。船内で焼いているそうです。
私は普段アップルパイなどは食べないのですが、甘すぎずとっても美味しいですので、お薦めです。

行きの船内は、閉ざされた空間に見知らぬ人がたくさんいて、少し緊張した雰囲気があります。
でも、帰りの船内は全く逆です。
理由は、宿やツアーで知り合った人たちが増えたり、見知らぬ人だったはずの人たちが、共に小笠原を旅行した仲間に
思えてくるからだと思います。
宿やツアーなどで再会することは良くあることなので、積極的に情報交換してみてはいかがでしょうか?
そうやって人の輪を増やしてゆくことが、旅行をより楽しいものにしてくれるはずです。

【景色(サンセットと星空)】
夕方になったら雲の状態次第ですがサンセットを見ることができます。
サンセットは曇っていても運よく切れ間から見ることができたり、太陽自体が見えなくても焼けた幻想的な空を見ることが
できるかもしれません。曇っていても諦めずに眺めてみてはいかがでしょうか?
更に暗くなれば降り注ぐかのような星空を堪能できます。
周囲には漆黒の海が広がるだけの、世界一の暗闇地帯です。
明りは船の明かりだけなので、夏には天の川を完璧に見ることができます。
服が汚れても良いという方は、寝転がってしまう手もあります。
すごいです。絶対に見逃さないようにしましょう。
ただし、22:00でデッキは閉められてしまいますのでお忘れなく。

 父島到着日(2日目)

【日の出】
早起きできる人は、日の出を見てはいかがでしょうか?
日の出時間は案内所脇に書いてありますし、夜に締め切られてしまうデッキも日の出30分前くらいにはあけてくれます。

【見学ツアー】
船内見学ツアーの予約を入れている人は、朝食後くらいの時間に開催となります。
船のエンジンと、操舵室を見ることができます。
なぜ行きの船の船内ツアーがお薦めかと言うと、開催時間にちょうど聟島列島の横を通過するからです。
きれいな海、青い空、そして遠くに見える小笠原諸島最北の聟島列島の島影を操舵室から見ることができます。
お薦めです。

※残念ながら船内見学ツアーは無くなってしまった模様です。
 それでも、船内に引きこもっていないで、デッキに出てみてください。
 一夜過ぎると空気が変わっているのに気づくはずです。
 また、海の青さも違います。

【父島到着】
船は父島列島の北側から、島の西側を通過して二見港に入港します。
入港すると様々な宿のお出迎えが待っているはずです。
頑張って、自分が宿泊する宿を探しましょう♪

ところで実は、接岸前に一つ見どころがあります。
二見港の停泊ポイント近くで船は停止し、真横にゆっくり移動しながら接岸します。
このときに、接岸する側と反対側の、港の奥にある赤い灯台のある堤防の付近がエメラルドグリーンでとてもきれいなのです。
(運悪く干潮時の場合茶色に見えていますが…)
実は枝サンゴの群生地らしく、水深が非常に浅くなっているためにとてもきれいな色になっているのです。
二見湾に船が進入して正面右側の奥にある赤い灯台が目印ですので、下船する前にぜひ見ておくと良いでしょう。

【初日の午後のツアーを入れている場合】
おが丸は、東京湾を出た後父島までまっすく一直線で進みます。
邪魔するものはありません。
そのため、通常はきっちり定刻の11:30に到着します。
そして、午後半日のツアーで遊ぶことができるのです。
しかし、低気圧や台風の影響など何らかの理由で到着が遅れることがあります。
この場合に、午後のツアーを入れていると、ツアーに間に合わないなんて思ってしまうことがあります。
しかし、予約時に言われていた時間に間に合いそうになくても、諦めないでください。
ツアーの開始時間を遅らせて開催する場合があります。
当然予約を入れていなくて、島に着いてから予約しようと思っていた人も同じです。
ツアー会社に必ず確認をとりましょう。
短い滞在期間なのですから、実際には開催されていたのに、自分の勝手な判断で行けなかったなんてことにならないように…
午後のツアーに行くつもりなのに船が遅れている場合には、可能な限り船の上で昼食をとってしまいましょう。
また、荷物を分けておく(ツアー船に持って行く最低限のものと、宿においてゆくもの)ことや、水着を着てしまうことなど、
事前にできることはとにかくやっておきましょう。
ちなみに、遅れが無い場合でも、午後のツアーは非常に忙しいです。
宿に行き、チェックインして昼食をとるとほぼ時間になってしまいます。
余裕がないので水を買ってゆくべきことに気がつかず、ツアーの集合場所でガイドさんに指摘されることでしょう。
そのくらい時間が無いので、おが丸にいる間に荷物を分けておくことと、水着を着てしまうくらいはしておいた方が後々楽です。

到着日には、ナイトツアーが行われる場合があります。
繁忙期には既に予約が埋まっている場合がありますが、行ってみたければなるべく早く予約すると良いでしょう。
午後のツアーが終わった後だと、予約が埋まってしまっている可能性がありますので。

 父島での楽しみ方(あくまでもおすすめってことでご了承ください)

【全てを楽しみましょう】
小笠原への旅行にあたり、何か特定の目的を持っていますか?
例えば、イルカと泳ぎたいとかです。(別にイルカで無くても何でも良いです)
皆さん、色々な目的を持っているかもしれません。
しかし、その目的はホームページやパンフレットなどで得た情報ではないでしょうか?
そのようなところに載っている情報は、実は特徴的で載せやすいものが主に載っています。
確かに第一、第二目的にするには十分な素晴らしいものばかりだと思います。
しかし、文字や写真では伝わらないような素晴らしいものもたくさんあることを決して忘れないでください。

目的は大切ですから達成されるように頑張りましょう。
でも、事前に知りえた情報以外にも、実際に目の当たりにして初めて感動するようなものもたくさんあるのです。
小笠原の大自然が見せてくれる、全ての素晴らしいものを見逃さないようにしてみてください。
決して事前に知ったものだけを探すようなもったいないことはなさらないでください。

私のお薦めは船でのツアー中に見る雲です。
これは完全な晴天でも、一面均等な雲の中でもダメなので難しい条件かもしれません。
ツアー中の船の上から見えるのは、島の近くを除き一面の海と空だけです。
そして空の占める割合が圧倒的に多く、360度の巨大キャンバスに南の島特有の巨大な雲が描かれている姿はたまりません。
でも、この風景は言葉にすればありきたりで、観光情報には決して出てこないのです。

【楽しみはみんなで共有しましょう】
ツアーの多くは貸し切りではなく乗合です。
知らない人と一緒に行くわけです。
しかし、同じツアーに参加した瞬間に、今まで知らない人だったはずが、同じツアーに参加した仲間のようになります。
面白いもので、楽しみは独りで独占して悦に浸るよりも、みんなで共有した方が何倍にも楽しくなります。
素晴らしいものを見つけたら、ぜひ他の人にも教えてあげましょう。
そして、喜びを共有しましょう!


【水】
基本的には、好きなように楽しみましょう。
ただし、水は必ず持って行きましょう。
繁華街以外では自動販売機すらありません。
ツアー先では、水を入手できることはまず無いと考えてください。
更に強い日差しと暑さに加え、遊んで汗をかくことを忘れないでください。
捨てるつもりで多めに持って行くくらいが無難です。
余ったら捨てればよいですが、無いものは買えません。

【日差し】
小笠原は日本でも有数の緯度の低いところです。
夏至などではほとんど影が伸びずに真下にだけできるような状態です。
当然、日差しは強烈です。
私が実際に見たことのある人ですが、白人で日焼け止めも塗らずに1日ビーチで寝ていた人が、
背中に10cm以上の巨大な水膨れを作っていました。完全にやけどです。
普段から外にいる人以外では、似たような状態になる可能性があることを肝に銘じておいてください。
黄色人種とは言え、下地を作っていない状態では肌の抵抗力は低いですから。


 父島出航日(最終日前日)

【最後の過ごし方】
最終日はぎりぎりまで遊ぶか、お土産を探しながらのんびり過ごすか、悩むところです。

もし、午前半日ツアーを入れる場合には、とても忙しくなります。
ツアーに出る前に、荷物をまとめておいた方が良いでしょう。
支払いなどツアー参加前にできることは可能な限りやっておいた方が良いでしょう。
ツアーから帰ってきたら、シャワーを浴びて着替え、昼食をとり、お土産などを見て回りたくなるのは皆同じです。
でも、その時間は非常に短いのです。

【出航とお見送り】
おが丸の出航は島の一大イベントです。ちなみにもう一つの一大イベントはおが丸の入港です。
私は繁忙期に行ったことが無いので、以下はもしかしたら繁忙期にはやっていないかもしれませんのでご注意を。

おが丸の出航時のお見送りは、世界最高のお見送りです。
岸壁で太鼓が鳴らされ、宿の人たちが手を振ってくれます。
これだけでも名残惜しくて、うれしいお見送りなのですが…実はこれはお見送りの始まりなのです。

で、何が最高かと言うと、出航後にツアー会社の船が一斉におが丸を追いかけてくるのです。
時期により船が少ないこともあるようですが、多いときには10隻を超える船が二見湾の中を追いかけて来てくれます。
そして、1隻ずつおが丸に近寄っては、船から海に飛び込んでお別れしてくれます。
このお見送り風景は圧巻です。
いつも決まっているのでしょうか、最期から2番目は父島観光のドリーム号、そして最後はPAPAYAのMis.PAPAYAのようです。
ただし、Mis.PAPAYAに限っては二見湾を出て、西島の先くらいまでは延々追いかけて来てくれます。
皆名残惜しくて、お見送りがうれしくてデッキから船内に戻れない状態になることうけあいです。

ちなみに、2航海以上する人は、このお見送りに“見送る側”として参加できます。
少なくとも、PAPAYAのMis.PAPAYA号、父島観光のドリーム号などは無料でお見送りする人を乗せてくれます。
場所はおが丸停泊ポイントから青灯(白い灯台や生協のある方向)に200mくらいのあたりです。岸壁まで来ています。
2航海以上する人はぜひダイブをやってみてはいかがでしょうか?

【風景】
帰りのおが丸でも、やはりサンセットと星空は見ごたえ十分です。
諦めずに必ず見たいところです。

 竹芝桟橋到着日(最終日)

【最終日】
皆このときに必ず、「短い!また来たい!」と言います。
それくらい素晴らしく、そして一瞬で終わってしまうのです。

せっかくなので、色々な人に話しかけて、他の人がどんな素晴らしいものを見たのかを聞いてみると良いでしょう。
人によっては、写真や連絡先の交換なども行ったりして、旅先での友達の輪が広がったりするようです。


そして東京湾の濁った水を見るころには、諦めて現実に戻りましょう…


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